不動産M&Aとは、不動産所有を目的として、買主が売主の会社の株式を取得することです。「不動産M&A」と「不動産業におけるM&A」とは、意味が異なります。買主は、売主の会社の株式を取得することで、その会社の不動産を所有ができます。一般的に、不動産の取得に関する各種税金負担が、軽減できます。
ただし、不動産M&Aでは、不動産を所有する会社も譲渡対象になるため、その会社の資産・負債、従業員のような会社に関係するもの不動産M&A取引の対象です。場合によっては、簿外債務など、事業を引き受ける際に、想定外の問題が発生する場合もあります。そのため、不動産M&Aに不慣れな仲介会社を経由して不動産M&Aを行うことは、購入側は特に大きなリスクを伴います。