「アルベルゴ・ディフーゾ」は、イタリア発祥の言葉で「分散型の宿」を意味しますが、現在では、複数の空家を宿泊施設として利用し、街の活性化を図る取り組みのキーワードの一つとなっています。かつて大地震の被害で住民が都市部に出て行き空家が増加したことが、「アルベルゴ・ディフーゾ」の取り組みの開始だと言われています。
「アルベルゴ・ディフーゾ」の取り組みを成功させるためには、空家を再生して宿にしただけでは不十分で、その街の伝統、特産物、住民のおもてなしの心など、その街の様々な特長を活かす必要があると言われています。