一概には言えませんが、もし仮に物件に大きな問題がない場合は、所有するビルの入居者募集を依頼している仲介会社との関係に問題がある場合もあります。
ビル経営を安定して行い続けるためには、入居者との良好な関係を継続させることはもちろんですが、賃貸仲介会社との関係がとても重要です。例えば、多くの空室があるビル経営を引き継いだ新所有者が、仲介会社から入居者候補を紹介してもらえなかった場合があります。その理由は、前所有者が仲介会社に対する応対に問題があったためです。
この事例では、その後、新所有者が仲介業者へのおもてなしを大切にする方針に切り替えたことで、短期間でほぼ満室になったということです。