はい。建物の土台工事で、アンカーボルトの「ずれ」について問題が発生する場合があります。この問題は、土地を購入後に建物を建築する際に、工事の依頼者が見落としがちの、大きな問題の一つです。
アンカーボルトがずれて施工された場合であっても、アンカーボルトの位置、本数、ずれの程度によっては、構造上大きな問題にならない場合がありますが、建築士による再調査はする必要があります。再調査の結果、ずれて施工されたアンカーボルトを正しい位置に直す必要がある場合は、コンクリート基礎の関係部分を壊した上で、アンカーボルトを再度施工した上でコンクリートを再度敷設する必要があります。