誇大広告の例としては、サブリース事業者が所有者に支払う家賃について、定期的な見直しがある場合、 「家賃保証」「空室保証」等の収入を保証する意味がある文言に隣接する箇所に家賃の定期的な見直しがあることを表示しない行為が該当します。
加えて、借地借家法上の規定で「土地若しくは建物に対する租税その他の負担の増減により、土地若しくは建物の価格の上昇若しくは低下その他の経済事情の変動により、又は近傍同種の建物の借賃に比較して不相当となったときには家賃が減額される場合がある」ことを、「家賃保証」「空室保証」等の収入を保証する意味がある文言に隣接する箇所に表示しない行為です。
さらに、建物を一括借上する賃貸借契約(マスターリース契約)に係る賃貸経営により、確実に賃貸収益を得られるかのように、誤解させた上で、投資意欲を不当に刺激するような表示をする行為です。「利回り」のみ記載し、所有者に対して利回りの保証がされると誤解させるような表示するのは禁止行為です。