駅前の空ビルが競売不動産として裁判所から公示されました。この物件の所有者が破産手続をしていたので、裁判所から公示される前から弁護士経由で不動産売買物件として情報が流通していました。弁護士経由でのその物件の売買希望価格はかなりリーズナブルな価格でした。ところが、建物の内部と外部の損傷がひどくて、購入後にかなり高額の修繕費がかかること予測されていたため、売買契約が成立しませんでした。
その結果、競売不動産として公示されましたが、一度目の入札では誰も入札しませんでした。
数ヶ月後の二度目の入札時には、入札するための最低価格がだいぶ安くなったものの、それほど入札する人はいませんでした。
結果的に、落札者は、弁護士経由での当初の売買希望価格よりも格安で落札できました。
その後、落札者は、大規模リノベーションをした後、大手企業数社に借りて頂くことができたために、毎月多額の賃料収入を得ることができるようになりました。