売主の「契約不適合責任」は、どのような場合に重大な問題になりますか？

一般的な不動産売買の際の売主の「契約不適合責任」は、主に品質が問題になるでしょう。中古住宅や中古ビルの品質が問題になる例としては、経年劣化または欠陥による雨漏りや水漏れ、害虫による木部の侵食、基礎や構造物の腐食、建物が傾いている欠陥、などが挙げられます。

土壌汚染や、地中に古い建物の基礎などの不要な埋設物がある場合や、実際の土地の面積が契約上の面積が小さかった場合にも、売主は、契約不適合責任があるでしょう。