強い地震の影響で、賃貸住宅の建物内外にひび割れが発生し、損傷してしまいました。各部屋の全てを確認することができませんが、一部の借主からは、室内の壁にもひび割れが発生したとのことです。どうすればよいですか？

一般的に、賃貸住宅の所有者が火災保険とセット契約で付与している地震保険を適用し、その保険金を用いて建物の修復を行います。ただし、補修費用は、損害の割合など、様々な条件によって承認される保険金額は異なります。

まず第一に、被害が発生した箇所を全て写真撮影し、加入している保険会社に早めに相談しましょう。保険会社への申請書類には、修復に必要な工事見積書が必要になります。ただし、保険会社への被害発生の連絡は、工事見積書が無くても大丈夫です。

もし、不動産の管理を不動産管理会社に一任している場合には、これらのことを不動産管理会社に依頼しましょう。