東京都の高級住宅街にある、とても人気の区分マンションが、競売不動産として裁判所から公示されました。
この物件は、裁判所から公示された時点では既に、不動産会社経由で通常の不動産市場において販売されていました。「全部事項証明書」を調べると、所有者が、複数の債権者から多額の借金をしていたため、その借金を返済することを目的とした売買希望価格がやや高額でした。
また、差押されていて、競売開始が決定されたことが登記されていたことから、多くの購入希望者は、不動産競売で落札した方が、リーズナブルな価格で落札できると予測しました。
結果的に、とても人気の区分マンションでしたので入札者は多かったのですが、落札者は、当初の売買希望価格の約70%で落札できました。