積雪地域にある物件では、大雪が降って、早朝や夜間に除雪作業をしなければならないリスクがあります。大雪が降った場合には、行政の除雪作業は、とても時間がかかることが少なくありません。行政の除雪作業は、都市部や大通りが優先順位として高いと思いますので、都市部から離れた場所に物件がある場合には、除雪作業が遅れる可能性が高いです。
一般的に、公道から別荘物件までの道路は、物件の所有者・運営管理会社が行う必要があるでしょう。豪雪地帯では特に、短時間で数十センチの積雪がある場合が珍しくありません。夜から大雪が降り始めた雪が、早朝には1メートル以上の積雪になってしまう場合もあります。
水分を多量に含んだ雪を除雪するためには、一般的に、多くの時間と力を必要とします。利用者が、駐車場にとめていた自動車を利用できない、物件の屋根から大量の雪が落ちてしまい利用者や自動車に被害が発生する、というリスクを回避することは、決して容易なことではありません。このようなことが発生した際の所有者・運営管理側の対応次第では、所有者・運営管理側の信用が大きく左右される可能性が高いです。