貸別荘の利用者からのオンラインレビューに悪影響を及ぼす要因・事例の一つは、利用者募集ウェブサイトに掲載されていた写真と、実際の物件がかなり違うことです。
最近では、スマートフォンに標準で設置されているカメラで撮影した画像は、とても高品質です。日本国外の別荘賃貸関係のウェブサイトの一部では、別荘物件を貸し出す場合には、プロのカメラマンに写真撮影をすることを推奨しています。費用がかかるのですが、かなりの高品質で写真を撮影できるばかりではなく、画像修正もしてくださる場合もあるでしょう。画像修正ソフト・アプリの進化により、場合によっては、所有者・運営管理側が、別荘の外観や、室内照明設備、バーベキュー設備などを、本当に美しく見えるように画像加工することができます。
しかし、あまりにも実際の物件と違う写真では、利用者が現地に行った時に、失望してしまうリスクがあります。例えば、別荘の外観が写真よりもかなり老朽化していたり、室内照明光が暗すぎる、といったことが起こる場合があります。また、まるで1階がオーシャンビューのように、数枚の写真が掲載されていたにもかかわらず、隣地の草木などの影響で視界が遮られてしまい、利用者が2階に行かないと海の景色を見ることができないこともあります。
そのような事態が発生した場合は、利用者は、今後は利用しない(リピーターにはならない)ばかりではなく、オンラインレビューで悪評価を付けるリスクが高くなります。