物件により色々と異なりますが、事前に開示された物件の資料、方位磁石(スマートフォンに存在する方位磁石アプリでも大丈夫)、メジャー、ゴルフボールなどの球形の物(建物の傾きチェック用)を持参しながら、次の事項は最低限確認しましょう。
・売却理由
・購入する際に問題になりそうなこと
・購入した後に問題になりそうなこと
・土地についての最低限の確認事項
- 売却対象の土地がどこまでであるか確認すること(売却対象の隣の土地と間違わないようにしましょう)
- 土地の利用履歴(土壌汚染の危険性が低いか?)
- 境界がどこであるか?境界は確定しているかどうか?
- 近隣に工場などの企業設備がある場合は、風向きによって、悪臭の原因になる危険性が低いか?
- 近隣の状況により騒音のリスクが高くないかどうか?(線路や大型車が頻繁に通行する道路があるかどうかや、救急車が頻繁に往来する病院が近くにあるかどうか?)
- 振動のリスク(大通りが近くにあるかどうか)
- 水害リスクなどの自然災害リスクが高くないかどうか?
・建物についての最低限の確認事項
- 修繕履歴(屋上・屋根の防水、設備のメンテナンス・交換履歴など)
- 法律に反する増改築をしていないかどうか?(遵法性の確認)
- 建物や部屋の向き(日当たり状況や、近隣の建物などとの関係を確認)
- 室内外の設備状況(郵便ポスト・空調設備・エレベータ・ゴミ置き場・駐車場・駐輪場など)
- 屋上、外壁、基礎などの現状
- アスベストなど有害物質が利用されていないか?(売主あるいは不動産エージェントが分かる場合)
- 第三者に貸し出しがしにくくなる要因はないか
もし、購入を検討する物件が別荘系の場合は、以下の特集記事もご覧ください。
「別荘/購入時の注意点」